鴨長明 「方丈記」800年 響きが現代に訴えている
諸行無常の響きが現代に訴えている
鴨長明 「方丈記」800年だね
忘れていた名調子を改めて思い出す。
この世の無常とはかなさを実証している。
現代と重なりあう部分が多いよね
鴨長明さん めっちゃ詩人的 自然や風雅と対話 ボブディランやァ!
行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。
世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。
河の流れは絶えることがなく、しかも、一度流れた河の水というのは、
決して元と同じ水ではない。流れていない河の淀みに浮かんでいる水の泡(うたかた)も、
瞬間で泡が消えたり、瞬間に泡が出来たりするが、長く同じ場所に泡が留まっている例などはない。
世の中にある人間と住まいというものも、
河の流れや泡の動きとまた同じようなもの(=絶えず移り変わっていく無常)である。
知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、、
生まれたら死ぬ、それが人間というものだね、
基本的にみんな、自分がどこから来てどこへ行くのかなど、知ることはない。
。
いにしへ見し人は、二、三十人が中(うち)に、
わづかに一人二人なり。朝(あした)に死に、夕べに生まるるならひ、ただ、水の泡にぞ似たりける。
朝に誰かが死に、夕べに誰かが生まれるというのが、
人の世の習い(無常)である。こういった人の世のあり方は、
ただ、浮かんでは消える水の泡にも似ているよ。
過去の日本の危機 日本文学で書き綴られる
我が身を襲った天災や人災
生き残った私達 新たな心構えを聞かせてくれた
無常な世の中にただ絶望するのではなく、
その現実を受け容れながらも自分らしく淡々と生きることの大切さ
道を開いて行きましょう
合掌
by gotto5102
| 2012-01-09 10:39
| 思うこと・・・♥