春の予感は淋しい
天気予報では 曇りのち晴れ
おしまいにしましょう 分厚いマフラーを巻くこと
暖かくなるとの予報
朝の光の中には、はっきりと春の予感を感じることができた
出かける前 窓からの真新しい陽の光が差し込み そのきらめきは眩しい
3月 別れの季節 寂しくなるね
誰もが涙を人には見せない
街の灯が消えて行く 昨日も眠れなかった
背中向けたまま浅く眠る
心の隙間を癒すのは 春の日差しと頬を撫でる温かい風
春の予感、そんな気分 時を止めよう
春の嬉しい気配に誘われたわけじゃない
いつもと違う 気づかないまま一日が終わりかける
その後で 静かに 考えてしまう
誰のための仕事 人生の貴重な時間をすり減らし
雨の降る日も 風の日も やりきれない仕事の世界を 突っ走る
何のために 毎日生きているの がまんして仕事するの
若く無い身体にムチを打ち続ける
なにか話さにゃきゃいけない 残していかなければ
生きてきた証として
大きな夢は ただ一つ 幸せな日が来ること
でもね
身体は動かなくなるまで頑張らなくていいよ
起き上がれなくなるまで頑張らなくていいよ
はち切れる心はコント赤信号(笑)
楽しい日々が回り続けたこともあった
その中に淋しさだけが動かない
時計は気にしない
最後のメールを読み返す 何も話せず
眼を閉じる この手の中の夢を握り締める
何もかもなくしてしまいそう・・・
何もいいことがなかった人生なんて言わない
人を恨むことはしない 虚しい気持ちは捨てる
悩み続ける日々は嘘のように忘れられる時が来る 必ず来る
泣き明かす朝もあった 怖くて下を向いていた
でもね自分に嘘をつかなく生きてきたんだ
何も良いことがなかった人生だったけれど
「心を閉ざすな」 「寂しく生きていくな」
寄り添う人を遠くから見つめている
張り裂ける胸握りしめ歩き続けよう
散りゆく椿を踏みしめ 紅梅薫る道に誘われ
心静かに優しい春の日 思い出の尽きるまで佇もう
by Nokton 25mmF0.95
by gotto5102
| 2012-03-17 16:12
| 思うこと・・・♥