京都 梅三昧 去る者は日々に疎し
春を探せば見つかる冬の名残り
遠くに姿を隠した
痛く 苦しく 切無い
殺伐とした季節は終わり
オイラの知らないうちに。
何も言わずに ある日、突然
気持ちイイじゃないか
手先はかじかんでいるけれど
心は錆びついちゃいない
しだれ梅に椿 季節の悪戯がステキな演出を奏でる
誰も知らず 誰も見られずそーっと そーっとランデブー
固く 固く椿の蕾は ゆっくりとそして梅に早く追いつこうと咲きます
しだれ梅は椿に負けないようにしっかりと花を残します
来年も偶然に通り同じ感覚に浸れることを願って・・・
走って行こうどこまでも
暖かい光が導く春へ
黄色い花びらみずみずしい
「キレイですね名の知らない花ですが・・」
お墓参りの初老が声をかけて来る
夢中にシャッターを切る 下を向いてばかり オイラは思わず空を見上げる
去るものは日々にうとし
季節は優しい
夕べの嵐も、夜の月の光にも
霞かかる山里、波穏やか砂浜、
スカート裾が揺らびくお嬢さん
雑踏ひしめく人間交差点、
真新しいランドセルの子供はまだいない
陽だまりのベンチに座る老人
北野天満宮 ここの梅は終わったと思った
残り梅 香りは充満 幸せな時間はココにあった
オイラは正面からは入らない 横手の門から(上七軒通)から入る
なぜかって? ココからが一番に強烈に梅の匂いの洗礼を受けることが出来るんだ
梅に鶯
うぐいすはいない 代わりに お嬢さん・・・♥
「幸せ」、感じるんだね 生命の息吹を感じる
冬を乗り越えられた生命の力
忙しさのあまり「春」幸せであることに
気がつかないのね。
、
あわただしく時が過ぎて行くばかりは駄目、
「春」を噛みしめる余裕は大事。
「春」優しさを、ありがたく思います。
忘れることができるのだから・・・
去る者は日々に疎し。
時間が傷を癒してくれるとはいうけれど、
春 そんなものなのか?
あの人を誘って、他愛もない会話、旨い酒があれば良し
忘れていた笑顔を取り戻すことができる
明日を信じられる時代になって欲しい
北野天満宮から京都御苑に戻って来ました
京都御苑の銘木「黒木の梅」
昨年は見れなかったが 今年は最高のタイミング
京都御苑の中で一番の自慢の梅は九條池の北側の芝地にある
九條家ゆかりの「黒木の梅
一本の梅の木でこれだけ見事な梅はないと言われています
梅の見頃は短く4日と言われているのでタイミングが難しいですね
八重の花が枝に密集して咲く華やかな姿が見所
タイミングが良かったです 皆様に少しだけお裾分けさせて頂きます。
京都の桜最前線 長楽寺のおかめ桜 更新できそうです
お楽しみに・・・♥
by gotto5102
| 2012-03-27 10:43
| 京都